2018年09月18日

コンセプチュアルスキルの基本能力


コンセプチュアルスキルを磨こう!


先週、「ビジネスパーソンに求められる3つの能力」には、
「知識」「技能」「態度」があることをご紹介しました。

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その中の「技能」について、
米国の経営学者「ロバート・カッツ」教授は、
ビジネスパーソンには3つの必要な技能「テクニカルスキル」
「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」があるとし、
階層、役職によってそのバランスが変化していくという
「カッツモデル」として提唱しました。

つまりどんな階層であっても、3つのスキル
「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」
は必要である、ということですね。

今日はその中の「コンセプチュアルスキル」を
考えてみたいと思います。


■ コンセプチュアルスキルとは

「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」とは、
「同類となる複数の対象物の共通項を洗い出すことによって
概念といえる要素を見極める能力」のこと。

つまり簡潔にいえば、
「物事の本質を見抜く能力」となるでしょう。

コンセプチュアルスキルが高い人材は
「ひとつの経験から多くのことを学ぶ」
「合理的に業務を遂行でき、効率的に働く」
といった特徴があるとされています。

物事の仕組みに対して強い関心を持っている人々です。


■ 「コンセプチュアルスキル」に含まれる能力

コンセプチュアルスキルの説明を見ても、
わかりにくいかもしれません。

そこで、コンセプチュアルスキルにはどのよう能力があるかを見てみると、
具体的にわかるようになります。

色々な説がありますが、代表的な能力をあげました。

・ロジカルシンキング(論理的思考)
物事を理論的に整理したり説明したりする能力

・ラテラルシンキング(水平思考)
既成概念にとらわれることなく、自由に発想できる能力

・クリティカルシンキング(批判的思考)
物事を分析的に捉え、思考する能力

・多面的視野
課題に対して複数のアプローチを行える能力

・柔軟性
トラブルに対しても臨機応変に対応できる能力

・受容性
自分とは異なる価値観を受け入れられる能力

・知的好奇心
未知のものに対して興味を示し、自ら取り入れることができる能力

・探究心
物事に対して深い興味を示し、問題の深部まで潜り込める能力

・応用力
ひとつの知識・技術を他の問題にも適用できる能力

・洞察力
物事の本質を正しく見極める能力

・直感力
物事を感覚的に捉え、瞬時に反応する能力

・チャレンジ精神
困難な課題や未経験分野においても、果敢に挑戦し、行動を起こせる能力

・俯瞰力
物事の全体像を正確に把握する能力

・先見性
まだわからないことに対して、早い段階から結果を予測できる能力

上記の能力のうち、
あなたが得意とする分野はなんですか?
磨くべき能力はなんでしょう?


■ おわりに

コンセプチュアルスキルとは、
物事の本質をとらえ、先を見通せる力といえます。

今の複雑な時代、コンセプチュアルスキルは、
経営管理層ばかりでなく、中堅、若手も身につけていると
武器になります。

コンセプチュアルスキルは、トレーニングによって
伸ばすことができます。
が、短期的に伸ばすことは難しいとされています。

日々のトレーニング、
つまり業務の中で意識して、上記の能力を使うことを
心掛けるといいですね。



posted by suzumura at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる