2018年08月07日

組織のグッドサイクルを回そう


組織の成功循環モデル
あなたのチームは、グッドサイクル?バッドサイクル?


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昨今のような企業間競争の激しい中、
人手不足もあって、多くの組織ではややギスギス感が
出ているのではないでしょうか。

ここで原点に立ちかえり、メンバー全員の意識を、
良い方向に導いてみませんか?


マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授は、
組織が成果を上げ成功に向かって進んでいくための
組織理論「成功循環モデル」を提唱しました。


■ 組織の4つの質

キム教授は、組織には4つの質が存在し、
それぞれを向上させることが組織の成長につながると述べています。

・結果の質
どんな組織でも求められるのが結果です。
結果の質を向上させる、つまり業績を上げることは、
企業として当然、求められています。
だだし、この「結果の質の向上」だけに目を奪われていると、
バッドサイクルに陥ってしまうのです。
詳しくはあとで。

・関係の質
チーム内やメンバー同士の人間関係の質です。
あなたのチームの「関係の質」は、
高い?まあまあ?それとも低いですか?

・思考の質
メンバーの考え方の質です。
思考の質が低いとは、上からの指示に従いながら、
イヤイヤやらされ感でやっているということ。
思考の質が高いとは、メンバー全員、
やる気をもって、前向きに楽しみながら仕事に取り組んでいる
ということ。
あなたのチームメンバーは、どうでしょうか?

・行動の質
メンバーの行動の質です。
行動の質が高いとは、メンバー全員が自主的に率先して
行動しているということ。

あるいは、なかなか動いてくれないメンバーがいる、
指示しないと動かないメンバーが多い、
そんなことはないでしょうか?

キム教授は、組織にはこの四つの質が存在し、
どの「質」を優先していくかで、
その組織がグッドサイクルになるか、
バッドサイクルに陥るかに分かれるかを説きました。


■ バッドサイクルとは

・「結果の質」優先 ・・・ 結果(成果)だけを求める
・「関係の質」低下 ・・・ 結果優先になると上司は部下に
 一方的に指示命令するようになり、
 メンバー同士の対立、押し付けが始まる。
・「思考の質」の低下 ・・・ するとメンバーは上司の指示命令を
 受け身で聞くようになり自分で考えようとしなくなる。
 当然、仕事も面白くなくなる。
・「行動の質」の低下 ・・・ メンバーは自発的、
 積極的に行動しなくなる。

やがて、「結果の質の低下」=成果が上がらなくなるのです。


■ グッドサイクルとは

・「関係の質」優先 ・・・ メンバー同士お互いに尊重し合い、
 協力しあい、あるいは一緒に考える。
・「思考の質」の向上 ・・・ すると仕事に対する意識も向上し、
 自分で考えるようになる。
 仕事も面白くなる。
・「行動の質」の向上 ・・・ 自分で考えて自発的に行動するようになる。
・すると「結果の質」が向上し、さらに「関係の質」も向上する。
 チームは更に強固になる。


■ おわりに

どのような組織でも、結果の質を追い求めています。
成果を出さなければ、企業としてやっていけませんから。

と同時に、社員の行動力も求めますよね。
自発的、率先して行動するメンバーは評価されます。

では、関係の質はどうでしょう?

メンバー同士の関係が良いことに越したことはありませんが、
関係をよくすることに注力する、優先することは
あまりないものです。

メンバー同士の関係向上に取り組む。

そんなことを意識してもいいのではないでしょうか。

メンバー全員でこのグッドサイクルに取り組んでみては
いかがでしょう。




posted by suzumura at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり