2018年07月25日

定年にまつわるアンケート結果


「定年後も働きたい 8割」

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先日(2018年7月17日)の日経新聞に、
こんな「定年」に関するアンケート結果が掲載されていました。

明治安田生活福祉研究所が2018年2月に
50代・60代の全国の男女6,250名を対象に
働き方に関する意識調査を実施したそうです。

この研究所、ほかにもいろいろ興味深い調査を行っているようです。
興味のある方はチェックを。

ちなみに今回のテーマは
「2018年 50代・60代の働き方に関する意識と実態」


■ 定年後、働きたい?働きたくない?

日経の記事内容をかいつまんでいうと
「定年前の50〜64歳の正社員のうち約8割の人が
定年後も『働きたい』と希望していることが調査で分かった。

働きたい理由としては『日々の生計維持のため』がトップで
50代男女では約7割を占めた」

ということ。

同研究所は「子供の進学費や住宅ローンがかさむ中、
老後の収入を不安視する人が多いのでは」

と指摘。

確かに、ですね。

人生100年時代といわれ、
貧困老人、老後破産、長生きリスクなどと、
定年後や老後の不安が喧伝されている昨今、
年金もあてにならないし、
自分の食い扶持は自分で稼がなきゃいけないと
思わざるを得ない時代ですね。

最近は、
「70歳まで働く時代」とも
「定年はなくなる=年金生活はなくなる時代」とも
いわれていますから。

ネットで発表している「明治安田生活福祉研究所の調査結果」
を更にチェックしてみると、詳しい調査結果が掲載されていました。

以下が私の興味を引いた内容です。


■ 50代・60代の働き方や定年制度に関する意識と実態


今回の調査は、
「役職定年」や「定年後の継続雇用」など中高年の就労における節目での働き方や収入の変化、
定年制度に関する意識や実態などを明らかにすることを目的
として行われたようです。

その結果出てきた回答とは

・役職定年で4割の人の年収が半分未満にダウン
・役職定年に伴い年収減となった人のうちの6割がモチベーション低下
・役職定年の際の所属異動は、「なかった」人のほうが満足している割合が高い
・定年前正社員の8割が、定年後も働くことを希望
・50代は男女とも7割が、定年後の働き方として「継続雇用」を希望
・定年後も働いている理由のトップは、60代前半は「日々の生計維持」、
60代後半は「生活のハリ・生きがい」
・完全引退(収入を伴う就労をやめること)をしたくない男女は4人に1人
・継続雇用者は会社から「専門知識・ノウハウの提供」
「後進の指導・助言的役割」を期待されていると認識
―― 定年前正社員と変わらず ――
・人事考課のある継続雇用者のうちの6人に1人が、
考課の結果は処遇に反映されないと認識
・定年直前に比べて年収が50%未満に減少している人は継続雇用者全体の4割
・定年制度が「あるほうが良い」と思う男性6〜7割・女性5割
・定年制度があるほうが良いと思う理由は「体力・健康面が衰えるから」、
ないほうが良いと思う理由は「働きたいだけ働けるから」


・・・こうしてみてみると、厳しい現実を再確認させられます。
50代、60代の働く人の本音と実態。
企業の人事担当者、労働組合関係者にとって
参考になるのではないでしょうか。


■ おわりに

企業や組織で働く人なら避けては通れない「定年」。

今までにも増して、自分自身や家族の将来をしっかり考え、
準備をしておくことが必要な時代になりましたね。

どうせ働き続けるなら、楽しく働きたいもの。
同じ会社、同じ職場で働き続けることは安心ではありますが、
ここいらで心機一転、独立したり転職したりすることを
考えてもいいかも・・・。

ピンチはチャンスです!!



posted by suzumura at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング