2018年07月12日

「どうして?」から「どうしたら?」


原因追求から未来志向へ

2018780650.JPG

ビジネスシーンでもプライベートでも、
問題が発生すること、
困った事態に陥ること、
ミスをしてしまうこと、
こりゃヤバイ!と思うこと、
日常的にありますよね。

ビジネスシーンでは、問題が発生した場合、
「なぜなぜ分析」などと称して、
問題を引き起こした原因を5回掘り下げ、
(なぜなぜを5回繰り返すとよい、とされている)
その真因をつきとめることが対策への足掛かりになる
といわれています。
そう「トヨタ生産方式」の代表的なスキルですね。

真因を突き止めることは、
その問題、ミスを繰り返さないためにもとても大切です。

とはいえ実際の部下指導のシーンで、
「なぜ? なぜ? なぜ? なぜ? なぜ?」と
問題を起こした部下に問うていくのは、
「詰問状態」になってしまうことも。

「詰問される」「問い詰められる」
そんな上司に対して、
部下は、口をつぐむか言い訳をするしかないでしょう。

そこで未来志向の質問が効果的です。
それが「どうしたら・・・?」質問です。


「どうしたらこの問題が起こらないようになると思う?」
「どうしたらミスしなくなるだろう?」

「どうしたらうまくいくと思う?」

この「どうしたら?」という質問が効果的なのです。

もちろん、ミス発生時には「どうして?」とその原因や理由を
確認することが必要です。
背景や状況説明も受けることも大切ですね。
(「言い訳するな!」と言わないように)

そうして次に「どうしたら?」と解決策や改善策、打開策を
本人に考えてもらいます。

ミスを起こした本人が自ら考える解決策は、
本人も納得できる方法です。
だから確実に実践しやすい。

部下の考える力もつくというものです。

とはいえ、
「そんなこと上司のあんたが考えることじゃないですか」
と、自分には関係ないと言い張る部下も。

先日のとある研修で、受講者のあるマネジャーが
こぼしていました・・・。

そんなときは、
「私の押しつけばかりでなく、君の考えを聞きたいんだ」
「君にとって最善の方法をとりたいんだ」
と優しく真剣に伝える。

あるいは
こちらから対策を2〜3例提示して、
その中から選んでもらう方法もあります。


「どうしたら・・・?」

辛抱強く部下に問いかけることによって、
部下は考える力をつけ、
自分で納得できる方法を探り出し、
自立的、自発的な社員に育ちます。

ぜひあなたも、
「どうしたら?」という質問、
部下に実践してみませんか?


posted by suzumura at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり